長期間アルコールを摂取されている方に
多いと思われがちな『酒やけ』ですが
実は、お酒が直接的に声帯に影響を及ぼす
という事は医学的にはありません。

本来、酒やけとは常に飲酒する事により
顔が赤くなる事を差していますが
飲酒後の声枯れという意味で
使われているのがほとんどです。

アルコールを摂取するとトイレの回数が
多くなりますよね。
トイレの回数が増えると体が脱水気味に
なってしまい喉や口内が乾燥します。

また、お酒のアテなどで塩辛いおつまみや
味の濃いものを食べて塩分を
摂り過ぎると声帯がむくんでしまうので
声が枯れやすくなります。

飲酒後に歌ったりする事は声帯に
大きな負担をかけてしまいますし
話をする時に大声を出さないと
聞こえづらい状況なのも
声が枯れる原因のひとつです。
それにカラオケなどの密室での
冷暖房は室内がどうしても
乾燥しやすくなるので
声が枯れる原因になってしまいます。

タバコを吸うと血液の流れが悪くなり
血行障害が起きてしまい声帯や
喉へのダメージが大きいです。

ヘビースモーカーの人の多くが
しゃがれ声なのもそのせいです。

タバコを吸わない人でも周りに
喫煙者が多ければ、副流煙で喉が
乾燥したり喉を痛める原因になります。

お酒を飲む時には事前に酒やけに
ならないように対策をとる事が大事です。

酒やけのほとんどがお酒を飲む事が
原因では無く乾燥や声帯に
負担をかける等が原因です。

なので、お酒と同量の水分をこまめに
摂取するようにしてのど飴を舐めたり
して喉が乾燥しないようにしましょう。